よくある質問・お悩み
生活習慣病について
- どんな人が生活習慣病になりやすい?
- 「脂っこいものが好き」「炭水化物をよく食べる」「野菜をあまり摂らない」などの食事に心あたりがあり、運動不足、睡眠不足、飲酒・喫煙などの生活習慣を続けていると生活習慣病のリスクが高まります。
- 代表的な生活習慣病は?
- 糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)などです。そのほか、痛風(高尿酸血症)、脂肪肝(NAFLD・NASH)、不整脈などがあげられます。
- 生活習慣病を予防するには?
- 毎日の食事の見直し、積極的な運動などが大事です。そして肥満は生活習慣病のもとですので、「ダイエット外来」と連携して、肥満解消をサポートしています。
糖尿病について
- 糖尿病とはどんな病気?
- 糖尿病とは、体を動かすエネルギー源となるブドウ糖が、エネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなって、血液の中に溢れてしまいブドウ糖濃度が適切な範囲を超えて上昇してしまう病気です。
- 「糖尿病予備軍」とは何ですか?
- 糖尿病とは、体を動かすエネルギー源となるブドウ糖が、エネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなって、血液の中に溢れてしまいブドウ糖濃度が適切な範囲を超えて上昇してしまう病気です。
- 糖尿病を放っておくとどうなる?
- 糖尿病を放っておくと、「糖尿病神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」といった3大合併症のほか、動脈硬化を進めて、心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる病気を引き起こします。
高血圧について
- 高血圧の症状を教えてください
- 高血圧には、自覚症状がありません。ですが、重症になると動悸、胸痛、呼吸困難、手足のむくみ・しびれなどの症状が現れることがあります。これらの症状が出ている時には、すでに危険な状態にあると考えられますので、お早めに当クリニックまでご連絡ください。
- 症状がないなら放っておいても大丈夫?
- いいえ、高血圧が長く続くと動脈硬化が進み、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血などの合併症を招きます。自覚症状がないまま進行して、命に関わる病気を引き起こすことから、高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれています。
- 血圧を下げる薬を飲んでいますが…副作用が心配です
- 降圧薬との相性が悪いと、腎機能の低下を招く場合がありますが、お体の状態に注意しながら処方していきますので過度にご心配いただくことはありません。
脂質異常症(高脂血症)について
- 脂質異常症(高脂血症)とは何のことですか?
- 脂質異常症(高脂血症)とは、血液中の悪玉のLDLコレステロールが多過ぎる、あるいは善玉のHDLコレステロールが少な過ぎるなどといった、血中の脂質の値が異常な状態を指します。自覚症状はありませんが動脈硬化のリスクを高めます。
- どんな人が脂質異常症(高脂血症)になりやすいですか?
- ご家族に脂質異常症(高脂血症)の人がいる方や、脂っこい食事が好きな方、運動不足の方、飲酒・喫煙をされる方などがリスクが高いとされています。
- 食事制限・運動が苦手なのですが…
- そうした場合、無理に食事制限したり、運動したりするとQOL(生活の質)の低下に繋がることも。現在、脂質異常症(高脂血症)の効果的なお薬がたくさんありますので、上手くお薬を活用してQOL(生活の質)を維持しながら治療するのも1つの方法です。
メタボリックシンドローム(メタボ)について
- メタボってどんな状態ですか?
- メタボリックシンドローム(メタボ)とは、お腹まわりがぽっこりする「内臓脂肪型肥満」に加えて、「高血糖」「高血圧」「脂質異常」の3つのうち、いずれか2つ以上にあてはまる状態です。「太っている=メタボ」と思われがちですが、「痩せているから大丈夫」というわけではありませんのでご注意ください。
- メタボのままだとどうなりますか?
- 内臓脂肪がたまると、糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)などが起こりやすくなって、動脈硬化を引き起こして心筋梗塞や脳梗塞を招くことがあります。
- どうすれば痩せられますか?
- ご本人様の運動・食事制限だけで痩せるのは難しい場合があります。当クリニックでは「ダイエット外来」と連携して肥満解消をサポートしています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)について
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは何ですか?
- 睡眠障害の1つで、睡眠中に呼吸が止まる病気です。睡眠の質が低下するほか、生活習慣病を招いて、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの命に関わる病気を引き起こすことがあります。
- どんな症状がある時、注意するべきですか?
- 「強いびきがある」「睡眠中に呼吸が止まる」「夜中、何度もトイレに行きたくなる」「起床時、頭が重くて熟睡感がない」などに気づいた時には、一度当クリニックへご相談ください。睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。
- どんな治療が受けられますか?
- 当クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療の第一選択である「CPAP(シーパップ)療法」を行っています。副作用はほとんどなく、病気の程度によっては保険適用となります。